筆人作品紹介
アイウエオ順
投銭歓迎
「加茂で音楽イベントをするんだけど、
何か書いてみる?」と言われた。
「何を書けばいいの?」と、私。
「そうだね〜、例えば応援よろしく!とか
投銭歓迎!とか、何でもいいよ〜」
「投銭歓迎」、このフレーズ気に入りました!
妙法蓮華経 観世音菩薩普門品偈
みょうほうれんげきょう かんぜおんぼさつふもんぼんげ
人間として生きて行く為のエッセンスが観音経であるとしたら、
凡人が関わる事の出来るのは写経ではないかと思い挑戦した。
子供の頃から10分椅子に座ると苦痛を感じる劣等生だった。
その劣等生がご縁があり教室の一期生となり当然の事ながら、
筆の持ち方も分からず週一回(1時間)を〇だけを書き続け、
1か月は続いたと記憶している。
此の度は正しく試練を試された4時間だった。
休憩を取りながら曲がりなりにも完了した。
人間は挑戦する事により、成長出来るのを実感した。
蝶 のし袋屋〝彩IROdori〟の水引オリジナル作品
「蝶」は私の大切にしている作品です。
蝶は「幸せを運ぶ」と言われる縁起物。
蝶をディスプレイしたくてボードに
羽ばたかせ初めて筆で英語を書いてみました。
看板「彩IROdori」
へんの、のごめへんは木の上に人の手が伸び
木の実を摘む様子を表し、
つくりの、さんづくりは流れるように美しく艶やかな髪を表す。
合わさった彩は、木の実を積むように色を選び
美しく飾る様子を表します。
私の「彩」は、美しい!可愛い♡を
私がセレクトし、のし袋を作って水引を結び、
贈る方の想いをのせて贈られる方に、
その想いを届けるのが鳥で
IRO〝dori〟の鳥に掛けている
私だけの彩IROdoriです。
井内誓子 表札 昨年から美文字を目指し楷書の基本練習から始めました。
3年前の作品展で書いた表札を今回書き直しました。
夫は佐渡出身。
新潟では一軒だけと思われます。
よく「イウチ」と呼ばれますが「井内」と書いて「イナイ」と読みます。
皆さま、どうぞ宜しくお願いします。
生きる
友人との会話の中で「いつ死ぬんだろう」
の問いに「死ぬまで生きるんさ」と返事をもらいました。
“死を意識するより生を意識して”ということです。
よりよく生きる いきいき生きる
どうする事が正しいとかどうする事が正解なんてありません。
人それぞれ いろいろです。
私は、今を大切に楽しく物事にとらわれる
ことなく、広く、ゆったりと朗朗とした
心待ちで過ごそうと思います。その思いを作品にしました。
漂流人として生きる
遠いあかりを求めても、必ずしも、
その光を見つける事はできないかもしれない。
ただ、ひたすら、漂流し続けるだけかも。
瀧 筆人の会に入会して2ヶ月
「このタイミングで展覧会に出展する作品が書けるのか?」
これも経験と思い直し何を書こうか思案していた時、
泉田先生の作品の今年の干支の「龍」を拝見し、「こんな書を書きたい!」から
挑戦が始まりました。
自分の苗字の「瀧」の一文字を使い龍が滝を登るように自己研鑽したい思いを
今の身の丈で書にしました。
安全第一
変わらない想い
今の自分の精一杯の筆で、仕事への想いを書き起こしました。
綺麗ごとは抜きで、自分が生きた証として。
土
いにしえの人は土を縦長にまるめ、清めの酒をふりかけた台の上に置き、
これを土地の神さまとして祀り、暮らしを支える土への感謝を、
その神を祀る様子を「土」という文字に残したそうです。
三千年以上前の人々からのメッセージですね。
その想いに浸りながら「 土 」を自分なりに表現してみました。